2016年7月16日土曜日

スパコン現地調査

スパコンの現地調査が増えてきました。




こちらの施設は海の側に位置しているので、室外機の寿命が短いとの事です。

室外機はファンで吸い込んだ外気を、凝縮器の間を通過させることで冷媒ガスを冷却する仕組みになっています。
でもこちらのように外気に塩分が多く含まれていると、凝縮器に塩分が付着して凝縮器を劣化させてしまいます。
でもスパコンの場合は、外気で冷媒ガスを冷やすのではなく、特殊構造のチューブの中を冷媒ガスが通過することで冷媒ガスが液化され、その結果、温度が下がるという仕組みです。
スパコンに塩分が付着しても関係ありません。

スパコンと凝縮器。
冷媒ガスの温度を下げるという目的は同じですが、その方法が違います。


0 件のコメント:

コメントを投稿